投資の情報ってブログやSNSでたくさんあるけど、実際どの情報を信用していいのか全然分からない…。
信頼できる情報から知識を得て、自信を持って資産運用を始めたい!
こんな悩みに答えます。
結論は、ずばり「投資の基礎知識を学ぶには書籍を読むのが一番」です。
今回は、投資の基礎知識を学ぶのに役立つ書籍を10冊ご紹介します!
投資歴10年以上の会社員である私が、これまで読んだ数十冊以上の投資関連書籍の中から投資初心者にぜひおすすめしたい10冊(3カテゴリー)を厳選しました。
3つのカテゴリーから気になったものをぜひ読んでみて下さい。
- お金と経済のしくみについて学びたい
- 堅実な資産形成の基礎を学びたい
- 実践的なノウハウを学びたい
今回紹介する書籍はどれも、投資の世界への第一歩を踏み出す手助けになること間違いなしです。
それでは詳しく解説していきます。
投資の基礎知識が学べるおすすめ投資本10冊
投資初心者向けの基礎知識が学べる10冊の書籍を紹介していきたいと思います。
「とりあえずこれは読んでおいて損はない」と思う書籍を厳選しました!
かれこれ10年以上資産運用を行ってきましたが、今日まで投資を継続できているのも書籍から得た情報の影響が大きいと感じています。
各書籍について概要と特におすすめのポイントを挙げ、読者が自分に合った本を選びやすいようにしました。
次のカテゴリーごとに紹介していきます。
- お金と経済のしくみについて学びたい
- 堅実な資産形成の基礎を学びたい
- 実践的なノウハウを学びたい
気になったものから読んでみて下さい!
①お金と経済のしくみについて学びたい
本カテゴリーでは4冊ご紹介します。
1. 『きみのお金は誰のため』 田中学著
概要: 元ゴールドマン・サックス金利トレーダーである著者が、「お金の謎」と「社会のしくみ」を物語調で解説した本。
【おすすめポイント】
- お金とは?について平易な用語でわかりやすく解説
- 社会において投資が果たす役割を教えてくれる
- 社会と経済の関係性について深い洞察を提供
お金の存在理由や投資の意義について学べる良書。
「お金で問題は解決できない」「みんなでお金を貯めても意味がない」など、今までお金に対して抱いていた考え方を大きく変えさせられる本です。
投資を始めたばかり/これから投資を始めるなら読んでおいて損はありません!
2. 『14歳の自分に伝えたい「お金の話」」』 藤野英人著
概要: 投資のプロが10代の頃の自分に向けて書いた、お金と投資の基本を解説する本。
【おすすめポイント】
- お金の稼ぎ方や使い方などを子どもでも理解できるように丁寧に解説
- 自分に合った稼ぎ方を知るきっかけになる
- 人生の向き合い方など大人が読んでも参考になる情報が盛りだくさん
著名な投資家である藤野英人氏が、10代の頃の自分に向けて書いたという設定。
若いうちにお金に対する偏見を捨てて正しい知識を得ることで、その先の未来が全く違うものになるでしょう。
そんなことに気づかせてくれる良書です。
10代をはるか昔に通り過ぎた人にも学びになる点が数多くありました。
3. 『金持ち父さん 貧乏父さん』 ロバート・キヨサキ著
概要: 金融リテラシーの基礎を学べる世界的ベストセラー。
【おすすめポイント】
- お金に対する考え方を根本から変える
- 資産と負債の違いを明確に理解できる
- 投資の重要性を理解できる
言わずと知れた投資本。
この本は、著者の実体験を基に、お金に対する考え方や投資の基本概念を学べます。
特に「お金を働かせる」という考え方は、投資を始める上で重要な心構えとなるでしょう。
投資を始めるならまずは読んでおきたい定番本です。
4. 『奇跡のようにお金が流れこんでくるシンクロニシティ・マネーの法則』堀内恭隆著
概要: 引き寄せの法則やシンクロニシティを通じて、お金や豊かさを自然に手に入れるための心構えや考え方を解説。
【おすすめポイント】
- お金に対する心理的なブロックを解消してくれる
- 潜在意識とお金の関係性について新しい視点を得られる
- 金銭的な豊かさと精神的な豊かさの両立を考えるきっかけになる
この本は、一般的な投資書とは異なるアプローチを取っています。
お金について「いつもと違う視点で捉えてみたい」そんなときは本書がオススメ。
著者の堀内恭隆氏は、お金の流れを「シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)」と捉え、潜在意識や精神性とお金の関係について論じています。
新たな視点からお金の流れをつかむヒントが得られること間違いなし!
②堅実な資産形成の基礎を学びたい
本カテゴリーでは4冊ご紹介します。
5. 『バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』ジョージ・S・クレイソン著
概要: 古代バビロンを舞台に、お金の管理と富の築き方を寓話で伝える古典的名著。
【おすすめポイント】
- お金/投資の基本的な原則を物語形式で学べる
- 貯蓄と投資の重要性を理解できる
- 長期的な視点での資産形成の考え方が身につく
この本が書かれたのは1920年代!
本書を読むと、80年前の知恵が現代にも十分通用することがよく理解できます。
「収入の1/10を自分のために貯める」「借金を避ける」「投資で資産を増やす」といった資産運用の基本的な教訓を、興味深い物語を通じて学べます。
投資を始める前の心構えや基本的な姿勢を養うのに最適な一冊。
6. 『ウォール街のランダム・ウォーカー』バートン・マルキール著
概要: 効率的市場仮説に基づいた投資戦略を提唱する名著。
【おすすめポイント】
- 市場予測の難しさを理解できる
- インデックス投資の利点を学べる
- 長期投資の重要性を説く
プロでさえ市場を予測するのは難しいという事実を、データを交えて解説。
株価の未来を予測して投資することが如何に難しいかを理解できるでしょう。
ちなみに私は、この本のおかげで短期的な市場変動に一喜一憂せず長期的な視点で投資できるようになりました。
7. 『となりの億万長者』トーマス・J・スタンレー、ウィリアム・D・ダンコ著
概要: 実際の億万長者の生活習慣や考え方を調査・分析した本。
【おすすめポイント】
- 「見た目は普通、資産は億超え」真の富裕層の特徴と習慣が分かる
- 堅実な資産形成の重要性を学べる
- 消費と投資に対する健全な態度が身につく
見た目は普通でも実は大きな資産を持つ「隣の億万長者」たち。
彼らの多くが質素な生活と賢明な投資判断を通じて富を築いています。
この本を読むと、長期的な視点での資産形成の重要性と普段の生活におけるお金との付き合い方を学ぶことができます。
今までのお金の使い方を振り返る良いきっかけになるでしょう。
8. 『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』ジェイエル・コリンズ著
概要: 誰もがシンプルに理解できるよう投資の基本を解説し、経済的独立を目指すための道筋を示す。
【おすすめポイント】
- 専門用語を避け、誰にでもわかりやすい丁寧な説明
- インデックスファンドを活用したシンプルな投資戦略を紹介
- 「経済的自由」を目指すための具体的なステップを解説
投資と経済的自由をテーマにした入門書。
難解な投資理論に抵抗がある人でも安心して読める良書。
この本を読めば、リスクを抑えたインデックス投資のメリットがよく理解できます。
忙しいビジネスパーソンでも無理なく続けられる投資スタイルをお探しならぜひ読んでほしい一冊。
③実践的なノウハウを学びたい
本カテゴリーでは2冊ご紹介します。
9. 『新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』山崎元、大橋弘祐著
概要: 新NISAを含む最新の制度に対応した投資入門書。
【おすすめポイント】
- 投資に係る基本的な知識や制度を分かりやすく解説
- 新NISAの仕組みと活用法を詳しく学べる
- 初心者向けの実践的な投資戦略を提案
日本の投資環境に特化した内容なので安心して読める。
特に2024年からスタートした新NISA(少額投資非課税制度)について詳しく解説しています。
著者の山崎元氏は日本を代表する経済評論家で、難しい金融・経済・投資の話を分かりやすく説明することに定評があります。
投資初心者にとって、制度面の理解や実践的なアドバイスを得るのに最適な一冊となること間違いなし!
10. 『教養としての投資入門』ユアン・サミ著
概要:投資初心者向けに投資の基本を教える実践的なガイド本。
【おすすめポイント】
- 初心者がリスクを恐れず、適切に投資と付き合うための具体的な方法を紹介
- 忙しい会社員でも、短期的な利益にとらわれず、無理なく続けられる投資法を提案
- なるべく長期で運用して資産を効率よく増やす方法を解説
無理なく始められる実践的なアドバイスが満載!
投資ガイド本をお探しの30代〜40代会社員にぴったりの一冊です。
投資を教養として身につけることで、経済や社会への理解を深めることにも繋がります。
具体的なノウハウが分かる投資ガイド本を一冊だけ選んでほしいと言われたら、迷わず本書をオススメします。
ということで、投資に係るおすすめ書籍10冊をご紹介しました。
ここでご紹介した本は、それぞれ異なる角度から投資の基礎知識を学ぶことができます。
全ての本を一度に読む必要はありません。
まずは興味を持った1冊から始めて、徐々に知識を広げていくことをおすすめします!
投資初心者がまずやるべきことは?
投資は長期的な視点が重要です。
短期で利益を上げようとすると、どうしても焦りが出てしまい失敗しがち…。
本業を抱える多くの会社員にとっては、「中長期でじっくり取り組む投資スタイル」の方が適しています。
投資初心者がまずやるべきこと。
それは次の3つです。
- 今回紹介した書籍を通じて基礎知識を身につける
- 自分に合った投資スタイルを見つけていく
- 投資の目標と計画を立てる
今回ご紹介した書籍を通じて投資に係る基礎知識を身につけ、自分に合った投資スタイルを見つけていって下さい。
ここで1つ注意して頂きたいことがあります。
それは、やみくもに投資をしても継続しないということ。
自分にとっての投資目標とそれに基づいた計画を立てることも大切です。
何のために投資をするのか?ぜひ一度考えてみて下さい。
知識を深めることで不安や迷いが減り、より自信を持って投資に取り組めるようになるはず。
正しい知識を身につけ、楽しい投資ライフを過ごしていきましょう!
まとめ
今回は、投資の基礎知識を学ぶ方法について解説しました。
- 投資初心者が基礎知識を学びたいなら、投資関連の書籍を読むのが一番。
- 基礎知識を学んで自分に合った投資スタイルを身につければ、自身を持って投資に取り組めるようになる。
誰でも投資を始めたての頃は知らないことだらけ。
「何を信じていいか分からない」「損をするのが怖い」
そんな感情を持っている方が多いと思います。
そんな不安を解消するためには、少しずつ正しい知識を蓄えていく他ありません。
今回ご紹介した書籍の中から、気になるものをぜひ読んでみて下さい。