お金に困らない生活をしたいのに、全然できる気がしない…。
お金を貯めながら、欲しいものを買う方法を教えて欲しい!
こんな疑問に答えます。
結論は、ずばり「家計管理が必要」です。
「お金を貯めたい!」
「欲しいものを欲しい時に買いたい!」
そのためには、やっぱり家計管理が必要です。
家計管理を今までやったことが無い人でも問題なくデキる!そんな方法を3つのステップで解説します。
かくいう私も家計管理が苦手…。
結婚を機になんとなく「家計管理担当」に任命されるものの、独身時代はお金の管理なんてしたことがなく全てが手探り状態。
毎月赤字が積み重なったせいで、貯金がみるみる減っていく事態に陥っていました。
いろいろと試行錯誤を繰り返しながら、現在では「必要なお金を貯めながら」「欲しいものはある程度買える」そんな生活ができているのかな?と思います。
お金を貯めつつ欲しいものも買える「スマートな生活」を手に入れましょう!
それでは詳しく解説していきます。
まず最初に必要なこと
将来のためにお金を貯めたい!
欲しいものを我慢せずに買いたい!
そんな生活を手に入れるために、なによりもまず最初に必要なことは「目標」をたてること。
なぜなら、目標がないままお金の使い方を制限したりするのはとても難しいからです。
目標を立てよう(私の経験)
ここで参考までに私の経験についても記しておきたいと思います。
私も独身時代はお金の管理なんて全く考えていませんでした。
結婚するまでは、お金が必要になるのはせいぜい同期との飲み会と友人の結婚式くらい。
まとまったお金が必要となるイベントはこれといって無い状態。
当時の私はむしろ、お金の管理=ケチな奴と思っていたかもしれません。
それが結婚して子供ができる頃になると、
そろそろ住宅の購入も考えなきゃ
子供の教育資金はどうしよう?
老後の生活費が心配だな…。
と、「将来のお金」について考えるようになりました。
私の場合は最初からしっかりとした目標があったわけではありませんが、いろいろと家計をやりくりする中で次のような目標ができてきました。
- メイン:住宅購入の頭金・子供の教育資金・老後の生活費
- サブ:趣味である自転車とコーヒーにお金を使いたい!
正直、お金の管理はめんどくさいし楽しくありません!
だからこそ、モチベーションとなる目標が無ければ続けられません。
目標はとりあえず何でもOK
目標は人それぞれなので何でも良いです。
そもそも「お金の管理をしたことがない人」「お金の管理が苦手な人」は、お金を管理すること自体をネガティブなものと捉えがちです。
私もそうでした。
節約したくない⇒お金の管理もしたくない、という考えの人も多いはず。
基本的に価格が高いものの方が価値が高いことが多いので、「価格の安いものを買う」=「自分の価値を下げるもの」と捉えてしまいます。
気前のいい職人気質だったり、プライドが高い人は節約をネガティブなものだと捉えている傾向があるかもしれません。
当然、節約に対するネガティブな印象は家計管理にも影響します。
何でも良いのでとにかく「目標」を持つこと!
そうすれば、お金の管理に対するネガティブな考えは少なくなっていくはずです。
ということで、まずは目標をしっかりと定めることが大切です。
赤字家計を脱出する3つのステップ
赤字家計を脱出する方法はただ1つ。
それはやっぱり「家計管理」です。
何も考えずに買いたいモノを欲望のままに買ってしまえば、あっという間にお金はなくなってしまいます。
クレジットカードがあれば、その場に現金がなくても買い物ができてしまう便利な時代。
しかし、この機会に「未来の自分に借金をして買い物をする」生活から抜け出しましょう!
家計管理に「絶対コレ!」はない
家計管理って、学校で習うわけじゃないし誰もが最初は戸惑います。
完全マニュアルみたいなものがあるわけじゃありません。
え?じゃあ、どうやって家計管理すれば良いの?
具体的な方法は、「自分の性格に合わせて続けやすい方法」を見つけていくのがベストです。
今回はその取り組みのきっかけを作るために、「家計管理の基本」となる次の3ステップについて解説します。
- 収支を把握する
- 予算を立てる
- 支出を調整する
この3つのステップを毎月繰り返す感じで、家計管理を行っていきます。
①収支を把握する
まずは毎月入ってくるお金(収入)と出ていくお金(支出)を把握しましょう。
- 収入:毎月入るお金(会社からのお給料など)
- 支出:毎月出ていくお金(住宅ローンや光熱費などの固定費+食費や日用品費などの変動費)
収入と支出の差額から
- 支出より収入が多い ⇒ 家計が黒字
- 収入より支出が多い ⇒ 家計が赤字
を確認します。
今まで収支の記録を付けてこなかった場合は、とりあえず今月分から始めてみましょう。
まずは「自分が何にいくら使っているのか」現実を知るところから始めることが大切。
収入と支出を記録するのは「家計簿アプリ」が簡単で便利。
スマホのアプリでほとんど自動的に家計簿が作れ、収入も支出も手間いらずで記録することが可能です。
【代表的な家計簿アプリ】
- Zaim
- マネーフォワードME
- Money Tree、などなど
ちなみに私は、マネーフォワードMEを使っていましたが途中でZaimに切り替えました。
オススメの家計簿アプリについては、別の記事で纏めています。こちらも参考にして下さい。
多くのアプリに共通することですが、機能が制限された「無料版」と制限無しの「有料版」があります。
とりあえずは、無料版で十分です。
使ってみて制約が多いなと感じたら有料版にしても良いし、別のアプリに変えても良いです。
最初に設定(アカウント開設、クレジットカードや銀行口座、証券口座等との紐づけ)を行ってしまえば、後は勝手に買い物の記録が収集(キャッシュレスの場合)されます。
収集された記録はいつでも確認できます。
アプリ以外でも、エクセルで記録をつける人もいますし、方法は人によってさまざま。
いろいろ試してみて自分に合ったスタイルを見つけることが家計管理を続ける上で大切です。
②予算を立てる
次に予算を立てます。
【予算を立てる目的】
- 限りある収入を有効に配分
- 予算内に支出を抑える
予算の組み方は、
- 過去の実績をもとに設定
- 目的に応じて予算を調整
の順番で行うのがオススメ。
ここで、
- 住宅購入の頭金
- マイカーの購入資金
- 子供の大学費用
など、将来の具体的なお金の使い道がある場合は毎月少しずつ積み立てていく必要があります。
積み立てる金額は、
最終的に必要な金額(円)÷そのお金が必要になるまでの期間(月)
で計算します。
5年後に100万円準備したい場合は、100万(円)÷60(か月)≒16,667円なので、毎月積み立てる金額は1.7万円ですね。
まとまったお金を準備する場合は、毎月積み立てるお金を予算の中に組み入れておきましょう。
将来の具体的なお金の使い道が無い場合も、自分自身のライフスタイルに応じて予算を調整します。
例えば、
洋服にはお金を使いたい!
といった場合は、洋服以外の項目は予算を絞ってみます。
ここで注意したいのは、やみくもに予算を低く設定しても意味が無いということ。
予算は過去の実績と比べて少し低いか同等くらいに設定しないと、ただの絵に描いた餅になってしまいます。
長く続ける意味でもムリしないことが大切です!
③支出を調整する
予算を立てた後はその予算内に収まるよう支出を調整していきます。
【支出の種類】
- 消費:生活に必要なモノ・サービスを受ける対価として支払ったもの
- 浪費:無駄なモノ・サービスを受ける対価として支払ったもの
- 投資:自分/他人にお金を預けて、将来出た利益の全部/一部をもらうもの
自分のお金の使い方が3つのどれに該当するのか見てみて下さい。
特に「浪費」は要注意!
浪費が多いかな?と感じた方は、普段の買い物で「価値」よりも「価格」を優先している可能性があります。
ムダな出費を抑える方法については別の記事で詳しくまとめています。こちらも参考にして下さい。
これまで解説した3つのステップに従って、赤字家計を脱出するために行動しましょう!
欲しいものを買うためには
家計管理において一番重要なポイントは「無理しない」ということ。
頑張りすぎない範囲で取り組むことが大切。
なぜなら、支出の削減もある程度まで進むと「価値観を変えないと乗り越えられない壁」みたいなものが出てくるからです。
我慢すればストレスがたまる
我が家の場合、「食費」が異常に高いです。
なぜかというと、オーガニックなどの自然派製品を好む傾向があるため。
一般的な家庭と比べても高いので、削減するために数年かけて努力しました。
しかし、結果は「失敗」…。
自分や家族にとって「必要だと感じているものを無理に削る」という作業は、精神的に非常に苦しいもの。
最終的には削減することを諦めました…。
家族の健康は何よりも大切です!
食材の質を落とさずに食費を抑える方法については別の記事で纏めています。こちらも参考にして下さい。
それでも食費を削ろうと思えば、「価値観を変える」くらいの決意が必要になります。
人間はこれまでの人生で作り上げられてきた「価値観」のもとで日々生活しています。
それをある日突然変えることは、なかなかできることではありません。
まずは、無理のない範囲で「家計管理に取り組んでみよう!」という姿勢が重要だと思います。
無理せず支出を減らす方法については別の記事で纏めています。こちらも参考にして下さい。
他人と比べる必要は無い
私自身そうでしたが、家計の支出を他人と比べる必要はありません!
家計管理を長年やってきて思うのは、「自分にとって本当に必要なもの」を判断する基準みたいなものが徐々にできてくるということ。
家計管理を通して
- 自分にとって必要なものにお金を使う
- 自分にとって必要じゃないものには極力お金を使わない
が少しずつできるようになります。
他人のライフスタイルを真似すればするほどお金は貯まりません。
やめられない趣味や人付き合いなど各個人で事情はそれぞれ。
周りを気にせず、自分自身と向き合うようにしてみて下さい。
どうしても支出が減らないなら
とはいえ、なかなか支出が減らないことも多々あります。
そんなときは、「収入を増やす」努力も大切。
収入を増やすためには、
- 自分に投資(転職活動、セミナー参加など)
- 他人に投資(株式や投資信託など)
といった方法があります。
残念ながら、いずれもすぐには成果は出ません。
でも、とても大切なことなので家計管理と合わせて取り組むのがオススメです。
もう1つの方法は、「お金の専門家」であるファイナンシャルプランナーに相談すること。
家計のどこに問題が潜んでいるのか?客観的な視点でアドバイスをもらうことが期待できます。
「お金のみらいマップ」なら無料なので、気軽に相談することができます。
- どうしても支出が減らせない
- ライフイベントのためにお金を貯めたい
- お金のことは何も分からない(助けて!)
そんな方は、ぜひ「お金のみらいマップ」の無料相談を試してみて下さい!
さらに、今なら「東北復興応援キャンペーン」中!
牛肉やお米などの特典も狙えます!
ということで、人それぞれ努力しても削減できないところが必ずあります。
家計管理は続けていくことに意味があるので、無理は禁物です!
まとめ
今回は、赤字家計を脱出して欲しいものを買う生活を手に入れる方法について解説しました。
- 何はともあれ、まずは「目標」を定めることが大切。
- 赤字家計を脱出するためには「家計管理」が不可欠。①収支の把握②予算の設定③支出の調整、の3ステップを毎月繰り返していく。
- 支出の削減は無理ない範囲で取り組むこと。他人と比べるのではなく、自分にとって大切/必要なものを見極める。
家計管理は目的ではなく、あくまでも手段です!
気軽に長く続けられるよう、自分自身に合った方法を取り入れるようにして下さい!