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【値上げラッシュ対策】投資や収入源を増やす以外に今すぐできること

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値上げに怯える人

値上げラッシュで今まで買えていたものが買えなくなったりして生活が苦しくなるかも…。

投資や収入源を増やす以外に今すぐできる対策を教えて欲しい!

こんな疑問に答えます。

投資や収入源を増やす以外に今すぐできる対策は、ずばり「自分の幸せを見つける」ことです。

正直言って、物価上昇に対して個人にできる対策はほとんどありません。

投資を始めたり収入源を複数確保することも対策として挙げられますが、残念ながら時間がかかります。

入るお金を増やすことも大切ですが、それよりもお金に対する考え方を改めることの方が重要です。

周りと比較することでしか幸せを感じられないようだと、これから先ツライ

自分が喜びを感じられるものを見つけられれば、値上げラッシュのニュースが飛び交う世の中でも不安になることはありません。

それでは詳しく解説していきます。

モノの値段は上がっている

最近テレビやネットで食料品などの値上げラッシュについて報道されていますが、あまり悲観的になることはありません。

理由は単純で、個人にできることはほとんど無いからです。

日銀は2022年4月末の金融政策決定会合において、2022年度物価見通しの上方修正を検討する見通しとのこと。物価見通しはプラス1%台後半になる引き上げられる可能性があります。

今回の上昇は原油価格の高騰が主な要因で、個人消費が増加したことによるものではありません。エネルギーを輸入している日本にはつらい状況ですね。

賃金が上昇する気配も無いし、このまま物価が上昇していくのを指をくわえて待っていればいいの?

実は過去のデータを見ると物価と賃金が連動して動いていることが分かります。

出所:総務省統計局「消費者物価指数」、厚生労働省「毎月勤労統計調査」

物価と賃金は互いに影響し合いながらパラレルに動いていますよね。

短期で見ると物価と賃金の連動に時間差が生じ、「物価は上がるけど賃金は上がらない」状況になりえます。しかし、中長期で見ればそのような状況は解消されていきます。

そうはいっても食品の値上がりなどのニュースを見るたびに不安になる!

値上がりのニュースを見ると、ついつい出ていくお金のことばかり考えてしまいますよね。

でも「お金を使うと無くなってしまう」と考えるのは、お金の本質からみると正しくありません。お金そのものに価値は無いのです。

物価が上昇してもそれほど悲観的になることはありません。

物価と賃金には強い連動性があるため、物価が上がれば賃金もそれに追いついていくと考えられます。

個人レベルで何かできるものではないので焦らないことが大切です。

お金は単なる交換の道具

お金は生活する上で必要なモノ。あればあるほどうれしいもの。

でもお金そのものに価値はありません。

お金はモノやサービスと交換するための単なる道具に過ぎないのです。

1万円札の「価値」

例えば、1万円札の製造コストは20円程度だと言われています。

これは財務省が公表している日本銀行券(一万円札、五千円札、千円札)の製造枚数と、日本銀行が公表している損益計算書の銀行券製造費から計算できます。

1万円の「価値」があると思っている1万円札も実際はたった20円程度。

20円で刷れるお金をつかって、1万円相当のモノやサービスを買うことができるのはなんで?

それはお金の成り立ちを見てみると分かります。

お金はもともと金の預かり証だった

大昔のお金が存在していない時代、人々はモノやサービスを直接的に交換する「物々交換」で暮らしていました。

「相手が欲しいものを自分が持っている」と「自分が欲しいものを相手が持っている」という条件がそろってはじめて取引が成立します。

俺のサツマイモとお前の魚を交換してくれ!

かなり非効率です。

この非効率さを解消するために貨幣が生まれました。

貨幣が誕生すると、自分が持っているものをまずお金(貨幣)に換えます。そして手に入れたお金を使って、自分が欲しいものを自由に手に入れることができるようになりました。

モノやサービスを誰かに提供したり買うという行動は、流通性のある貨幣を使って行うようなっていったわけです。

その後、人々は貨幣として金を使うようになります。しかし金は大量に持っていると重くてかさばるし、盗まれたりする危険がありました。

金はかさばるし、重い!持ち運べないよ~。

そこでたくさん金を持っている人は金庫を持った金庫番に自分の金を預けるようになったのです。

金を金庫番に預けると、預けた証明として「預かり証」を受け取ります。そうすると、人々は次第にその「預かり証」を使って直接取引を行うようになっていきました。

「紙幣」の誕生です。

金を金庫に預けたまま、預かり証だった「紙幣」が世の中に流通するようになっていったわけです。

世の中に貢献することでその対価を得て、対価を使ってモノやサービスを取引する。そこで使われているのが流通性のある「お金」というわけです。

「お金」はあくまでも交換を行うための道具にすぎません。

1万円札は20円程度で作られていることからも分かるように、お金そのものに価値があるわけではないのです。

幸せは人それぞれ

他人と比べることでしか幸せを感じられないとこの先辛いかもしれません。

周囲と比べても終わりがありません。良い洋服を手に入れたり良い物を食べても、世の中にはさらに上がいます。

  • 近所の人やSNSなどを通して他人の暮らしと比較する
  • 周囲よりよく見られようと見栄を張る
  • みじめにならない程度に必死に追いつこうとする

こんな状態だとお金がいくらあっても幸せになることはできません。

他人の幸せと自分の幸せは違うということを理解することが大切です。

朝起きた時・ご飯を食べた時・どこかに出かけた時に幸せを感じられるかどうかは自分次第。

お金を払って得たモノやサービスの価値を決めるのも自分次第です。

払うお札の数は重要ではありません。

物価と賃金は連動しているので、出ていくお金が増えれば入ってくるお金も次第に増えていきます。

交換するものとされるものが同じであれば、結局のところ交換に使うお金の額面だけが変わっていくと考えることができます。

お金の大小で幸せを測ることはできないのです。

周りと比較することなく、自分が幸せを感じられるものを見つけることが大切です。

まとめ

  • 物価と賃金は互いに影響し合いながらパラレルに動いている。中長期でみれば、物価の上昇に合わせて賃金も上昇していく。
  • お金は単なる交換のための道具に過ぎない。「お金を使うと無くなってしまう」と考えるのは間違い。
  • 交換するものとされるものが同じなら、交換に使うお金の額面が変わっていくだけ。お金の大小で豊かさは測れない。
  • 他人と比べるのではなく、自分だけの幸せを見つけるようにする。

これだけニュースなどで値上げラッシュが叫ばれると、どうしても生活が苦しくなるように感じて不安になってしまいます。

投資をしたり収入源を増やすことも重要ですが、焦ったところで結果はすぐには出てきません。それよりも他人と比べることなく、自分だけの幸せを見つけることの方がもっと重要です。

この機会にお金との接し方を改めて考えてみてはいかがでしょうか?