気分は喫茶店のマスター｜面倒な工程も楽しくなるネルドリップの魅力

こんな疑問に答えます。

今回はネルドリップを実際に使ってみて感じたことを解説します。

ネルドリップで淹れたコーヒーは、同じコーヒー豆でもペーパードリップと全然違う味わいが楽しめます。

ネルを洗ったりする作業は確かに面倒ですが、それ以上の楽しさがあるので苦になりません！

道具も手頃な価格のものが多いので、手軽に始められるところもポイント。

それでは詳しく解説していきます。

購入動機は「見た目」

私がネルドリップを購入した理由はかなり単純。

「見た目」です。

そんな思いでネルドリップを購入しました。

きっかけはYoutubeで見た映像

コーヒー好きなら一度は聞いたことがある「大坊珈琲店」の大坊勝次さん。

2013年にお店は閉店してしまったようですが、コーヒーに関する本や道具などでその名前をよく目にするかと思います。

そんな大坊さんがネルドリップを使って抽出する様子がこちらの動画。（10:27辺りからネルドリップで抽出する様子が見られます。）

この動画をきっかけに、「ネルドリップでコーヒーを淹れてみたい」という気持ちが沸々と湧くようになりました。

味には期待していなかった

これまではペーパードリップで抽出していた私。

ハリオの「V60ドリッパー」は自宅でコーヒーを飲みようになった時に買ったもので、これといって不満はありません。

完全に「見た目」から入った私は、ネルドリップで淹れるコーヒーの味にはあまり期待はしていませんでした。でも、これが良い意味で裏切られることになります。

実際にネルドリップで淹れてみて

じゃあ、実際にネルドリップで淹れてみてどうだったのか？

味の変化に感動

一番感動したのが、ペーパードリップで淹れたコーヒーと味わいがかなり変わること！

個人的な感想としては

ネルドリップ	なんとなく濃くて「重厚感がある」味わい。しっかりとした重みがあるコーヒーが飲みたい時は特にオススメ。
ペーパードリップ	「すっきり」した味わい。比較的酸味があったりフルーティな味わいを楽しみたい時はペーパードリップの方が合ってるのかも。

といった感じです。

難しいと思っていたけど全然そんなことなかった

ネルドリップはプロが使うモノ。

そんなイメージがありますが、実際難しいことはありません。初めてでも美味しいコーヒーを淹れることができます。

元々自宅でコーヒーを抽出していた人であれば、必要なのは「ネル」とそれを取り付ける専用の「ドリッパー」だけ。

ハリオのネルドリッパーなら値段も手ごろなので、気軽に試しやすいです。

抽出方法も基本的にはペーパードリップと同じ。

唯一大変なのは、左手でドリッパーを持ちながら右手でお湯を注ぐ時。

私は大坊勝次さんになりきるためにスタンドは使わないと心に決めていますが、心配な方はスタンド付きのネルドリッパーを購入されることをオススメします…。

ペーパードリップに比べて工程は増える

ネルドリップは確かに面倒。

具体的には、ペーパードリップとは違って次のような工程があります。

• 使う前にネルをギューギュー絞ってドリッパーに取りつけ
• 使った後はさっと水洗いしてジップロックで冷凍保管

初めてネルドリップを使った時は、「これでいいのか？」と思いながらキッチンを右往左往していました。

でも使っていくうちに、徐々にテンポよく進められるように。例えば、ネルをドリッパーに取り付けている間にお湯を沸かしたり。自分なりに効率的なやり方が分かってきます。

気分はすっかり老舗喫茶店のマスターです。

どんな人にオススメか？

ネルドリップはこんな人にオススメ。

反対に、オススメしないのはこんな人。

まとめ

今回はネルドリップを使った感想について解説しました。

• ネルドリップで新しいコーヒーの世界が広がる。
• ネルドリップで淹れたコーヒーはペーパードリップと全然違う味わいに。飲みたいコーヒーに応じて抽出方法を変えてみるのも良いかも。
• ペーパードリップに比べて工程も増えるし、ネルの管理も面倒。でも面倒なのも徐々に楽しくなってくる。

老舗喫茶店のマスターみたいになろうとネルドリップを始めた私ですが、思いもよらず味の変化に感動してしまいました。

あなたもネルドリップで新しいコーヒーの世界に踏みだしてはいかがでしょうか？