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【持株会って本当にお得?】メリットを最大限活用できる投資戦略について考えてみた

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持株会を使った資産形成に悩む人1

従業員持株会は奨励金が出るからお得って聞くけど、実際どうなの?

持株会を使った資産形成に悩む人2

従業員持株会を資産形成にどう活かせばいいのか知りたい!

こんな疑問に答えます。

結論は、ずばり「従業員持株会は資産形成の1つになり得るけど過信し過ぎない」です。

持株会はメリットも多いので、資産形成の1つとして検討したいという人は多いはず。

持株会を通じた資産形成は、初心者でも始めやすい投資手段の1つ。

でも、持株会はあくまでも「オマケ」として考えるのが良し!

あまり持株会の比率が高いと、会社が倒産したときにダブルで痛手を負うことに…。

シャイボ

資産形成の主体は持株会以外で考えるべきです。

ポイントは、「奨励金」という特典を活用しつつ、自社株に過度に依存しない賢明な投資戦略を実践すること。

シャイボ

持株会を含めた資産全体の最適化をしましょう!

それでは詳しく解説していきます。

実際に投資を行う際にはさまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なうようにして下さい。投資は自己責任でお願いします!

持株会の魅力

持株会の魅力

初心者でも資産形成を無理なく続けられる。

それが、持株会の大きな魅力です。

理由はシンプル。

奨励金がもらえる上に、給与から自動で積み立てられるから。

手間がかからず、意識しなくても貯まっていきます。

たとえば。

月1万円を積み立てて会社から10%の奨励金が出る場合、実質1.1万円分の自社株式が毎月自動で買われていきます。

シャイボ

気づけば数年後、かなり大きな資産になっていることもありえます!

【体験談あり】持株会をやってよかった理由と、後悔しないためのポイント持株会はメリットとデメリットを正しく理解し、資産を分散しながら賢く活用することが大切。自社株だけに依存せず適切にリスクをコントロールすることで、将来「持株会をやってて本当に良かった」と思える資産形成を目指しましょう。...

もちろん、デメリットも。

株価が下がれば元本割れのリスクがあります。

万が一会社の経営が傾けば、給与と持株会資産のダブルで痛手を負うことも考えられます。

とはいえ、投資初心者にとって「自動で」「お得に」「続けやすい」仕組みはとても貴重。

持株会は数ある資産形成手段の中でも、無理なく始められる選択肢の1つなんです。

シャイボ

投資初心者にオススメ!

持株会を最大限活用するには

持株会を最大限活用するには

持株会は便利だけど、過信し過ぎは禁物。

自社株だけに頼るのは、資産運用としてはキケンです!

なぜなら、「会社が倒産すれば給与も資産も同時に失うリスクがある」から。

“ダブルパンチ”を避けるためにも、自社株だけに集中させてはいけません。

奨励金の恩恵は最大限受ける

奨励金(5~10%)は確実に受け取りつつ、掛け金を抑えるのも1つの戦略。

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奨励金がつく最低限の金額で持株会を行うのも賢い方法です。

無理に毎月何万円も突っ込むのではなく、「もらえる分だけしっかりもらう」感覚で続けるのも良いでしょう。

NISAなどを使って自社株以外にも分散投資する

そのうえで、残りの資金はNISA・iDeCo・投資信託などで自社株以外に分散して投資することを心掛けましょう。

自社株式以外にも債券や海外資産などへ分散することで、リスクの平準化が期待できます。

奨励金以上に大切なのは「資産全体の安定」です。

資産の見える化も大切

さらに、資産管理ツールの活用などによって資産を見える化するのも効果的。

全体のうちどれくらいが自社株が占めているのか、定期的に可視化することで、バランスの崩れに早く気づくことができます。

シャイボ

資産の見える化については別の記事で解説しているので、そちらも参考にして下さい。

【会社員のFIRE戦略】資産の見える化と定点観測で現実を見つめてみる資産の定点観測は、FIREを目指す上で不可欠な習慣です。将来への不安を減らし、目標達成への自信を高ることができます。毎月の家計資産を数字で確認し記録することで、複利効果の実感や資産形成の進捗状況を把握でき、リスクの早期発見も可能になります。...

ということで、「持株会=資産形成の一部」という認識が重要です。

シャイボ

「自社株だけに集中する投資」はゼッタイに避けましょう!

私が考える最適な投資戦略

私が考える最適な投資戦略

個人的には、「持株会は資産全体の2〜3割程度に抑える」のが現実的な目安かなと思っています。

奨励金というメリットを受けつつ、自社株に偏りすぎないバランスをとることでリスクを抑えるようにしましょう。

資産規模に応じた持株会の割合

「持株会を資産全体の中でどの位置に置くか」資産規模に応じて見直すのがオススメです。

例えば、次の通り。

  • 資産が100万円未満:持株会の割合⇒2〜3割程度
  • 資産が100万〜500万円程度:持株会の割合⇒1〜2割程度
  • 資産が500万円以上:持株会の割合⇒1割以下

これはあくまでも一例ですが、こんな感じで資産規模に応じて持株会の割合(=自社株への依存度)を調整します。

資産全体の中で持株会を何割程度にするのか、資産の成長に合わせて都度見直すようにしましょう。

持株会はあくまでも資産形成の1つの手段。

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自分にとってバランスの良い持株会の比率を考えてみましょう!

まとめ

今回は、持株会を使った投資戦略について解説しました。

  • 持株会は投資初心者でも継続しやすい投資手法の1つ
  • 持株会を最大限活用するには、奨励金を受け取りつつ自社株以外の資産にも分散投資することを心掛ける。
  • 資産規模に応じて持株会の割合を調整することでリスクを抑えることが大切。

ぜひ、持株会を「資産形成の一部」として活用しながらNISAや投資信託なども組み合わせてバランスの取れたポートフォリオ作りを目指してみてください⁠

皆さんの資産形成が実り多きものとなることを願っています。

実際に投資を行う際にはさまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なうようにして下さい。投資は自己責任でお願いします!