お金を貯めたいのに毎月カツカツで全然貯金できない!
1馬力で家計がかなり苦しいんだけど、どうしたら良くなるの?
こんな疑問に答えます。
結論は、ずばり「1馬力でも家計をやりくりする唯一の方法=入ってくるお金より出ていくお金を少なくする」です。
家計のお金は次の2種類があります。
- 入ってくるお金(収入):給与や預貯金利子、株の配当などの手元に入るお金
- 出ていくお金(支出):生活費や税金、社会保険料などの手元から出ていくお金
収入と収支を把握できるようになれば、家計に潜む問題点も見えてきます。
そこで「家計簿」を付ける習慣を作りましょう。
家計簿は難しいイメージがありますが、スマホアプリを使えば簡単に家計簿を付けられるようになります。
個人的にはマネーフォワードMEが最強に使いやすいと思っています!
マネーフォワードMEは、家計簿アプリの利用率No.1。
多くの人が使っているということは、それだけ使いやすいということ。
家計を見直して、きちんとお金を貯められるようにしていきましょう。
それでは詳しく解説していきます。
1馬力でも家計をやりくりする唯一の方法
1馬力(片働き)世帯でも毎月の家計をやりくりする唯一の方法は、ずばり「入ってくるお金より出ていくお金を少なくすること」です。
当然ですが、ないものは使えません。
入ってくるお金が少なければ、それよりも出ていくお金を少なくするしか方法はありません。
方法は至ってシンプル
家計のお金は次の2種類があります。
- 入ってくるお金(収入):給与や預貯金利子、株の配当などの手元に入るお金
- 出ていくお金(支出):生活費や税金、社会保険料などの手元から出ていくお金
家計が赤字にならず、お金が貯められるようにする方法は至ってシンプル。
「収入」より「支出」を少なくすることです。
1馬力でも家計をやりくりする方法:入ってくるお金(収入)>出ていくお金(支出)の状態にする。
でも、1馬力だと収入に制約があるから…。
出ていくお金である「支出」をどうにかコントロールする必要があります。
我が家の場合
私が家計の見直しに取り組み始めたのは数年前。
当時、家計がヤバい状態だと気づいたのがきっかけです。
1人目の子供が生まれたのをきっかけに住宅購入を検討し始めていた頃。
ファイナンシャルプランナー(FP)に家計の無料相談ができる機会がありました。
「少し面倒だけど無料だし相談してみるか」くらいの気持ちでFPに我が家の家計収支を見てもらったところ、なんと!
実は家計が火の車状態であることが判明。
収入と支出を見ることで、家計がどんな状態にあるのか一目で分かります。
当時の我が家は収入以上にお金を浪費していたために、預金残高が徐々に減っている状態…。
FPに相談したことがきっかけとなり、「とにかく家計見直しが急務」と考えるようになりました。
ということで、家計をやりくりする唯一の方法は「収入>支出」の状態にすること。
収入と支出を把握することが、家計見直しの第一歩です。
ちなみに、FPへの相談なら「お金の未来マップ」が無料でできてオススメ。
宮城の美味しいお肉・お米・スイーツをゲットできるキャンペーンもやっているので、気になる方はぜひ相談してみて下さい!
きつい生活も家計簿を付けていけば何とかなる
1馬力だと共働きに比べて収入が寂しいので、やりくりも大変ですよね。
我が家も1馬力なので良く分かります。
そこで、きつい生活から抜け出すためにも「家計簿」を付ける習慣を作りましょう。
なぜなら、家計簿を付けることで「家計収支の把握」ができるようになるからです。
どの費目にどれくらいお金を使っているのかが分かるようになるため、支出が多い費目は自然とムダづかいが減っていきます。
でも「家計簿」ってあんまり良いイメージが無い…。
【家計簿のイメージ】
- 手間がかかる
- すぐに結果が出ない、など
そこで、簡単に家計簿を付けられるようになる具体的な方法について解説していきます!
家計簿で予算に基づいた生活を目指す
家計簿は、家計管理に欠かせないツールとして日本人に馴染みが深いものです。
この家計簿は、婦人之友社の創立者である「羽仁もと子」氏が生みの親とのこと。
1904年に羽仁もと子氏の案によって創られた「羽仁もと子案家計簿」は、発行から100年以上経った今でも書店等で購入することができます。
羽仁もと子案家計簿の特徴は、費目ごとに支出を記帳することによって「予め決めた予算内に支出が収まっているか」日々確認しながら記帳していくというもの。
これによって「予算に基づいた生活」を通して生活をあらためる効果が期待できます。
長い間人々に愛用されているのには理由があるわけですね。
家計簿を付ける上では、「支出の記録」はもちろん大切です。
しかし、それ以上に重要なのは「あらかじめ立てた予算内に支出が収まっているかどうか」を確認することになります。
家計簿を付ける上では「予算内に支出が収まっているかどうか」を要確認!
家計簿はアプリを使えば簡単
一昔前は手書きが普通だった家計簿ですが、今ではスマホでも作成できるようになりました。
最初にアプリと銀行口座やクレジットカードとの連携を行えば、引き落とし日々の買い物の記録が自動でアプリに記帳されるようになります。
「いつ何にいくら使ったのか」アプリ上ですぐに確認できるので非常に便利です。
手書きでもアプリでも良いので、自分に合った家計簿を選ぶようにしましょう。
個人的にはアプリが簡単でオススメです。
家計簿を続けていくためには「なるべくエネルギーを使わない」ことが大切です。
エネルギーを使う管理方法は苦痛を伴うため絶対に長続きしません。
なるべくラクに続けられる方法を見つけましょう!
マネーフォワードMEが最強に使いやすい
家計簿アプリはたくさんありますが、なるべく無料で使えるものが嬉しいですよね。
個人的はマネーフォワードMEがオススメ!
マネーフォワードMEは無料で使えますが、いくつか制約があります。
無料会員 | スタンダード会員 | |
機能 | 0円 | 月額500円 年額5,300円 |
データ閲覧可能期間 | 過去1年分 | 制限なし |
連携可能数 | 4件まで | 制限なし |
グループ作成 | 1件まで | 制限なし |
連携口座の自動更新頻度 | – | 高い |
連携口座の一括更新 | × | 〇 |
カードの残高表示 | × | 〇 |
家計資産レポート | × | 〇 |
資産内訳・推移グラフ | × | 〇 |
広告非表示 | × | 〇 |
CSVダウンロード | × | 〇 |
基本的にはストレスなく使うことができます、が!
口座連携数が4つまでに制限されてしまう点は、非常にイタイところ…。
4つだと足りない!
有料版は絶対に使いたくない!
そんな人には次のような方法があります。
【マネーフォワードME以外の選択肢】
- 「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」を使う(口座連携数が10)
- 「Zaim」などの他の家計簿アプリを使う
私もマネーフォワードMEからZaimに切り替えました。
Zaimについては別の記事で解説しているので、よければこちらも参考にして下さい。
家計簿を付けるようになって何が変わったか?
家計簿のアプリを使い始めて数年経ちますが、家計にも変化がありました。
最も大きいのが、カードの使い過ぎ(クレジットカードによる買い物)が減ったこと!
それまで、我が家の家計で最も支出が多かったのが「カード払いによる買い物」でした。
カード払いはお金を払った感覚が無いため、ついつい使い過ぎてしまうことが多かった!
でも、日々の買い物の記録がアプリ上で確認できるようになってからクレジットカードでの買い物を自然に控えるようになっていきました。
家計簿を付けることで支出を意識するようになり、自然と使い過ぎを抑制することに繋がっています。
ということで、家計の見直しには「家計簿」を付ける習慣をつけるのが不可欠!
我が家では、家計簿アプリが家計見直しに必須のツールになっています。
家計管理を長く続けるのはぶっちゃけ難しい
家計管理は継続して取り組むものですが、長続きせずに途中で挫折してしまうこともあります。
「上手く家計をやりくりできるようにする」にはどうしても時間がかかります。
また、上手く家計をやりくりするためには一筋縄ではいかない部分も出てくるでしょう。
目的は明確なのに、長続きさせるのが難しいという点ではダイエットと似ていますね。
ここからは、家計管理を続けていくコツについて解説していきます。
何かの習慣を作りたい時にやりがちなこと
家計管理にしろダイエットにしろ、何かの習慣を作りたいと思った時に多くの人がやりがちなのが「頑張って結果を出そうとする」こと。
え、それって当たり前のことじゃないの?
でも、良い結果というのはすぐには出ないし簡単ではありません。
思った通りに結果が出ないことで挫折につながってしまうわけです。
「毎月上手くやりくりできるようにするんだ!」と、頑張ってしまうのはNGなんですね。
家計管理を続けていくコツ
けんすう氏の「物語思考」によると、何かの習慣を作りたいときに最初にすべきは「自分はこういうキャラだ」と認識することだそうです。
多くの人が、
頑張って結果を出す → 「自分はこういう人間だ」と認識する
という順番で考えていますよね。
でも、順番を逆にして
「自分はこういうキャラクターだ」と認識する → そのキャラがやりそうなプロセスを実行する → 結果が出る
という順番でやるほうが良いとのこと。
「結果(ゴール)を決めてからプロセスを変えようとすると、結果が出ないときに、プロセス自体も捨ててしまう」ということが起こるんです。
引用元:けんすう氏「物語思考」
キャラがあってのプロセスなら、たとえ良い結果が出なくてもプロセスが止まることはありません。
キャラがあってのプロセスなら、たとえ良い結果が出なくてもプロセスが止まることはありません。
例えば「自分は倹約家でストイックなキャラだ」と考えてみると
- リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)
- 綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)
- ロロノア・ゾロ(ワンピース)
- 影山飛雄(ハイキュー)、などなど
※家計管理と全く関係ないので参考になりません。(すみません)
ということで、上手く家計管理ができそうなキャラを最初に設定することが家計管理を習慣づけるコツです!
まとめ
今回は、1馬力のきつい生活を乗り切るための家計管理について解説しました。
- 1馬力でも家計をやりくりする唯一の方法は、「収入>支出」の状態にすること。
- 家計の見直しには「家計簿」を付ける習慣をつけるのが不可欠。
- 上手く家計管理ができそうなキャラクターを設定するのが家計管理を習慣づけるコツ。
家計簿アプリを使えば、だれでも簡単に家計簿を付けることができます。
個人的には「マネーフォワードME」が一番使いやすいと思うので、まだ使ったことが無い人はぜひ試してみて下さい。