子供のお小遣いを報酬制で与えようと考えているけど、実際どうなの?
報酬制でお小遣いを与えている子供の反応を知りたい!
こんな疑問に答えます。
結論は、ずばり「お小遣い(報酬制)は子供がお金に対する理解を深めるための最適なマネー教材」です!
報酬制を導入することで、「お金がどうやって世の中を回っているのか」だんだんと子供が分かるようになってきているように感じます。
「家事お手伝いの対価としてお小遣いを受け取ること」と、「仕事(世の中に貢献する活動)の対価として報酬(給料など)を受け取ること」は基本的には同じです。
子供のお小遣いをどうやってあげようか?
そんな悩みを持つ方の参考になれば幸いです。
それでは詳しく解説していきます。
お小遣いを通じて子供に期待すること
お小遣いを与えることを通して、子供に期待することはありますか?
我が子にはお金に対する世界を広げてもらいたいと考えています。
「世の中にどういう仕組みでお金が回っているのか」子供のうちから理解しておくことはとても大切です。
まだ幼い子供にとって、お金はまだまだ未知の存在ですよね。
お金ってどこから生まれるの??
お小遣いを与えることを通じて、親や周りの大人がどうやってお金を得て生活しているのかを理解してもらいたいと思っています。
「世の中にどういう仕組みでお金が回っているのか」が分かれば、お金に対する世界も広がるはずです。
お小遣いが、子供が”お金に対する理解”を深めるきっかけとなってくれればいいですね。
お小遣い(報酬制)の与え方
我が家のお小遣いは報酬制にしています。
方法は次の通りです。
- お手伝いリストから好きなものを子供が選ぶ
- 1週間に1回支払日を設ける
①お手伝いリストから好きなものを子供が選ぶ
子供はお手伝いをする際に、お手伝いの種類と報酬を記載した次のリストから好きなものを自分で選択します。
おてつだいのしゅるい | もらえるおこづかい |
せんたくものほし | 20円 |
せんたくものとりこみ | 10円 |
せんたくものしわけ | 50円 |
おふろそうじ | 40円 |
しょっきかたづけ | 20円 |
りょうりてつだい | 50円 |
ごはんじゅんび | 10円 |
ふとんせいり | 50円 |
また、どのお手伝いをいつ実施したのか忘れないように日々記録しておきます。
気を付けているのが、「親がお手伝いを子供に強制しない」こと。
子供にはなるべく自分の意思でお小遣いを稼ぐようになってほしいんですよね。
②1週間に1回支払日を設ける
お小遣いはお手伝いの都度渡していると大変なので、1週間分をまとめて毎週金曜日に与えるようにしています。
日々メモしておいたお手伝いの記録を確認して、1週間分の報酬として子供にお小遣いを与えます。
これって、親である大人が「会社で働いてお給料をもらう」のと仕組みとしてはほとんど同じですよね。
- 「家事お手伝い」の対価として「お小遣い」を受け取る
- 「仕事(世の中に貢献する活動)」の対価として「報酬(給料など)」を受け取る
我が子も親や周りの大人がどうやってお金を得て生活しているのか、お小遣い(報酬制)を通じてだんだんと理解するようになってきました。
我が子の反応(報酬制導入後)
お小遣い(報酬制)を導入したことで、子供の中でお金の世界が少しだけ広がったような気がします。
というのも、最近子供とお金の話をすることが多くなりました。
子供がお金に興味を持ち始めていることを感じます。
ここでは、お小遣いを与えるようになってからの子供の反応をいくつか紹介したいと思います。
初お小遣いは貴重な経験
初めてお小遣いを与えた時の我が子の反応は忘れられません。
やったー!!!お小遣いだー!!!!!!
1週間お手伝いを頑張った苦労も相まって、喜びもひとしおだったようです。
お年玉でお金をもらうことはこれまでも経験があったはずですが、やはり頑張って自分で稼いだお金は特別のようです。
感覚としては、社会人になったときの初任給みたいなものかも?
自分で稼いだお小遣いで買ったお菓子の味
ある日我が子と一緒にスーパーに行き、お小遣いを実際に使わせてみました。
お菓子を買うときはそれまで親のお金で買っていましたが、我が子に好きなお菓子を選んでもらいお小遣いで買わせてみました。
我が子は悩みに悩んだあげく、
「とんが〇コーン」と「キャベツ太〇」!
とお気に入りのお菓子を選んで買ってました。
お菓子の味を聞いてみると、我が子曰く
自分で稼いだお小遣いで食べるお菓子は最高!
とのこと。
なかなかいい経験になったようです。
価格の大小を理解してきた
もう1つ、我が子の反応に変化が!
徐々にですが、モノの値段が理解できるようになってきた気がします。
自分でお菓子を買えるようになった経験もあって、スーパーなどに並んでいる商品と自分のお財布の中にあるお小遣いを比較するようになってきました。
これは〇〇円だから、お小遣いじゃ買えないなー。
こっちは△△円だから、買えそう!
また、おもちゃなど自分が欲しいモノの値段も気になる様子…。
これは報酬制に関係無いかもですが、お小遣いを与えるようになったことで世の中にある商品がどれくらいの値段なのか肌感覚として理解できるようになってきたのかもしれません。
このように、お小遣い(報酬制)を導入したおかげで子供の成長をいろいろと感じられるようになりました。
お小遣い(報酬制)は子供がお金に対する理解を深めるための最適なマネー教材だと思います。
まとめ
今回はお小遣いの与え方について、我が家で実践している「報酬制」について解説しました。
- 報酬制は、大人が「会社で働いてお給料をもらう」のと仕組みとしては同じこと。頑張って稼いだお小遣いは子供にとってもうれしいもの。
- 報酬制を導入して、我が子がお金に興味を持つようになった。
- 「お小遣い(報酬制)」は子供がお金に対する理解を深めるための最適なマネー教材。
そろそろ我が子にもお小遣いを与える年齢かな?
そんな場合は「報酬制」がオススメ!
貴重な経験を通じて、子供のお金に対する世界がきっと広がるはずです。