おこづかいを小銭で渡しているから子どものお財布が重くてかわいそう!どうにかできないかな?
子どものおこづかいが小銭ばかりで一体いくらあるのか把握できてない…。親も管理できるようにしたいけどいい方法はある?
こんな疑問に答えます。
結論は、ずばり「おこづかい管理はプリペイドカードが最適解」です。
小学生のおこづかいが貯まっていくと、自然と小銭ばかりになり一体いくらあるのか分からなくなってしまいます。
そこでキャッシュレスへの移行を検討してみました。
でも、交通系ICカードだと残金がすぐに分からない…。
またクレジットカードは、基本的に「高校生を除く満18歳以上」しか使えません…。
そこで、「プリペイドカード」の登場です。
チャージ式のVISAカードなら小銭のストレスを解消でき、スマホで親も一緒におこづかい管理ができるようになります。
実際に私も自分の子ども用にプリペイドカードを作ったので、その際にいろいろ検討したことをまとめてみました。
この記事が、おこづかいをスマートに管理するための参考になれば幸いです。
それでは詳しく解説していきます。
おこづかいの管理方法について考える
最近、子どものおこづかい管理について改めて考えることがありました。
現在、我が家の子どもたちは小学生と未就学児。
まだ年齢的にも小さいのでおこづかいも小銭が中心です。
そのため、子ども達がもらったおこづかいを貯めていくと、ジャラジャラと小銭ばかりになってしまいます…。
親の私も一体いくらあるのか分かっていません。
おこづかいを管理する方法を真剣に考える必要がありそうです。
我が家のおこづかいは報酬制
別の記事で解説しましたが、我が家ではおこづかいを報酬制にしています。
子どもが家のお手伝いをしたら、その内容に応じて決まった額のおこづかいを与える仕組みです。
子どもが小さいうちはお金に触れる機会がなかなかありません。
「お金に触れる機会が増やす」ことで、金銭感覚を養うことにつながることを期待しています。
【子どもがお金に触れる機会(例)】
- お金を稼ぐ(家事手伝いをしておこづかいをもらう)
- お金を使う(近所のスーパーでお菓子を買う)
- お金を管理する(貯めたり、一部を投資に回す)
また、おこづかいを通して親子でお金に関する会話をすることも増えました。
小銭が多すぎる問題
とはいえ、報酬制もいいことばかりではありません。
我が家では週に一度、1週間分のおこづかいをまとめて渡しています。
報酬制なので、週によって金額もバラバラ。
金額も小さいので、ほとんどが小銭です。
小銭が多くなってくると、次のような問題が出てきます。
【小銭が多くなると出てくる問題】
- お財布が重くなり持ちにくい(利便性の問題)
- お財布を持ち出す機会が減り、お金を使わなくなる(機会損失の問題)
- 総額でいくらあるのか把握しづらい(管理の問題)
結果として、当初の目的である「お金に触れる機会を増やす」ことができなくなってきました。
子どもがお金に触れる機会を増やせるように、何かおこづかいを管理する方法を考える必要がありそうです。
ということで、子供のおこづかい管理方法について改めて検討することにしました!
小銭ばかりで重い財布とオサラバする方法
子どものおこづかい管理について検討した結果、キャッシュレス決済を導入してみることにしました。
なぜかというと、キャッシュレス決済なら「おこづかいが総額いくらあるのか」把握できるようになり、しかも「小銭が無くなる」から。
キャッシュレス決済を導入すれば、子どもに「お金に触れる機会を増やす」ことがまたできるようになるんじゃないか?と考えました。
キャッシュレス決済で全ての問題が解決
小銭が多くなりすぎたことでいろいろな問題が発生していましたが、これらは全部キャッシュレス決済を導入すれば解決します!
- お財布が重くなり持ちにくい⇒小銭で重かったお財布が軽くなる!
- お財布を持ち出す機会が減り、お金を使わなくなる⇒かんたんに決済できる!
- 総額でいくらあるのか把握しづらい⇒(アプリを使えば)すぐに確認できる!
どんなキャッシュレス決済があるのか?
キャッシュレス決済の選択肢について見ていきたいと思います。
交通系ICカード
- あらかじめカードにチャージした金額だけ使える仕組み
- 子供用Suicaは6歳~発行可能
- 最低入金額が500円~(※)
※)JR東日本以外の券売機なら10円単位でチャージ可能とのこと。
クレジットカード
- カード保有者の信用を担保に後払いができる仕組み
- 使った金額は後日まとめて指定口座から引き落とされる
- 利用できる条件として「高校生を除く満18歳以上」が一般的
デビットカード
- 使った金額が即座に銀行口座から引き落とされる
- 利用できる条件として「中学生を除く満15歳以上」が一般的(※)
- 本人名義の銀行口座開設が必須
QRコード決済アプリ
- QRコードやバーコードを読み込んで決済する
- 使った金額がアプリや指定したクレジットカードから引き落とされる
- 誰でも利用可能
- スマホが必須
プリペイドカード
- あらかじめカードにチャージした金額だけ使える仕組み
- 小学生でも発行可能
- 最低入金額が1円~(カード発行元のサービスによる)
これらの中で小学生でも使えるものとしては、「交通系ICカード」か「プリペイドカード」といったところでしょうか?
ただし、交通系ICカード(子供用)は10円単位でチャージするために駅の券売機まで出向く必要があるので、おこづかい用としては少々使いにくい印象…。
結果として、「プリペイドカード」が候補に残りました。
おこづかい管理にプリペイドカードが最適な理由
プリペイドカードは、チャージした金額分だけ使う仕組みなので子どもでも安心して使えます。
おこづかい管理のツールとして、プリペイドカードが最適だと思いました。
その理由は次の通りです。
①小学生でも使える
これは非常に大きいポイントで、「小学生でも使えるカード」ってなかなか無いんだということをネットでいろいろ調べて初めて分かりました!
プリペイドカードは小学生の子どもでも手軽に利用できます。
タッチ決済に対応しているカードなら、コンビニやスーパーの支払いでも焦ることが無いのでさらに良いです。
②実物カードがある
スマホを持たない子どもにとって、実物のカードは必須。
実際に手に持って使うので、使い方もすぐに覚えられます。
③スマホで使途・金額が分かる
親はスマートフォンを通じて、子どもが「いつ」「何に」「いくら」使ったのかを簡単に確認できます。
どのようにお金をつかっているのかをリアルタイムで把握できるので、必要に応じてアドバイスを行うことができます。
④少額からチャージができる
子どものおこづかい管理として使うには、少額(1円~10円単位)でチャージできるものが嬉しいです。
チャージできる最低金額は発行元のサービスによって様々ですが、1円単位でチャージできるプリペイドカードもあります。
⑤月額料金がかからない
豊富なサービスを提供しているプリペイドカード会社もあり、その場合は月額料金が発生します。
子どもに与えるおこづかいよりも月額料金の方が高くなる可能性もあります。
おこづかい管理としてはあまり多くの機能は必要ないので、極力無料で使えるものが良いです。
ということで、子どもの小銭が多すぎる問題はキャッシュレス決済で全て解決できます!
なかでも、小学生の子どもでも使えるプリペイドカードが最もオススメです。
まとめ
今回は、子どものおこづかいを管理する最適な方法について解説しました。
- おこづかいを報酬制にすると小銭だらけになってしまう。小銭が多くなりすぎると、結果として子供がお金を使う機会が減る。
- 小銭が多すぎる問題はキャッシュレス決済の導入で解決できる。
- スマホを持たない小学生の子どもでも使えるキャッシュレス決済として、プリペイドカードがオススメ。
実際に我が家でもプリペイドカードを導入することにしました。
「どのプリペイドカードが良いのか」「実際の使用感」などについては、別の記事で解説しています。
よければこちらも参考にして下さい。