子供の将来のために「お金の教育」も重要なのは理解してるけど、どうやって実施すれば良いのか迷ってる…。
お金の「使い方」以外にも「増やし方」も学んでほしい。投資について学べる良い方法があれば教えて!
こんな疑問に答えます。
結論は、ずばり「実際に子供に投資をやらせてみる」です。
子供のおこづかいを使って少額投資にチャレンジさせてあげましょう!
「投資」について理解してもらうためには、口頭で説明するだけじゃなく実際の経済活動を通じて学んだほうがより効果的です。
スマホで口座開設から実際の取引までを完結できる証券会社なら、手軽に子供と一緒に始めやすいのでオススメ!
「PayPay証券」や「日興フロッギー」は100円から取引可能なので、お小遣い程度の少額資金でも投資が可能です。
投資経験を通じて、子供がお金に対する理解を深めるきっかけ作りができれば最高ですね!
それでは詳しく解説していきます。
実際に投資を行う際にはさまざまなリスクを正しく認識したうえで、親の判断と責任に基づいて行なうようにして下さい。投資は親の責任でお願いします!
「お金の教育」で子供に期待すること
子供にはお金の増やし方について理解してもらいたいと考えています。
世の中にどういう仕組みでお金が回っているのかが分かれば、お金に対する世界が広がるはず。
会社員と投資家
書籍「お金に強い子供の育て方」では経営や家計管理のプロが我が子に実践しているマネー教育について紹介されています。
その中に森岡毅さんのマネー教育がありました。
森岡さんはUSJ時代の上司に次のように言われたとのこと。
”この世には自分の24時間だけ稼ぐ人と、人の24時間も使って稼ぐ人の2種類しかいない。前者を会社員といい、後者を資本家という”
「お金に強い子供の育て方」より
資本家となる仕組みを理解したうえで、「資本家」となるのか「会社員」となるのか選ぶのは子供の自由です。
大切なのはお金に対する理解(書籍の中では”パースペクティブ”と言われていました)を深めること。
資本家としてお金を増やす方法があるということを理解すれば、お金に対する世界がもっと広がるはず!
そのため、子供には投資活動を通じてお金の増やし方を理解してもらいたいと考えています。
親として、子供がお金に対する理解を深めるきっかけ作りをサポートできれば良いのかなと思います。
おこづかいを使って「投資」を体験する
子供に「お金の教育」として投資を理解してもらいたいなら、おこづかいの一部を使って実際に投資をしてみるのが一番だと考えています。
理由は単純で、「理解を深めるためには実践が一番だから」です。
おこづかい投資はスマホ証券が最適
子供と一緒に投資を行うなら、口座開設から実際の取引までをスマホでできる証券会社(スマホ証券)がオススメです。
全てがスマホで完結するので、手軽に始めることができます。
おすすめの証券会社はあるの?
スマホ証券の候補としては、「LINE証券」がありました。
1株単位で投資ができたり100円から投資信託にスポット投資できるなど少額投資に最適でしたが…。
残念ながら事業再編にともない2023年6月27日をもって口座開設の受付は終了してしまいました。
その他のスマホ証券候補としては、同じく100円から投資が可能な
- PayPay証券
- 日興フロッギー
などが挙げられます。
どの口座がオススメなのか?については別の記事に纏めているので、そちらも参考にして下さい。
自分のおこづかいを使って投資することの意味
子供が自分のお金である「おこづかい」を使って投資体験をすることには、いくつかの意味があります。
①責任と自己管理を学ぶ
おこづかい投資をするなら、ぜひ「子供のおこづかいを使ってどの銘柄に投資するかも子供が決める」ようにしましょう。
そうすることで、子供は成功や失敗に直面しながら自身の選択や行動が結果にどう影響するかを学ぶことができます。
子供が責任と自己管理の重要性を学ぶきっかけになります。
②経済について関心を持つ
投資を通じて、子供が企業や経済に関心を持つことが期待できます。
銘柄を選定する中で、世の中にどんな企業があるのかを知るきっかけにもなりますし、株価の推移を追いかけることで経済的な知識を深めるきっかけにもなります。
経済的なリテラシーを育むことは将来にも役立ちます!
③リスク・リターンを理解する
投資によって子供はリスクとリターンの関係を理解する機会を得ます。
投資を始めれば「お金を増やす」こともできますが、同時に「お金を失う」可能性もあります。
投資でどの程度のリスク・リターンがあるのか?を理解できれば、将来の資産計画にもつながります!
投資にはリスクが伴う
とはいえ、投資にはリスクがつきもの。
完全に「子供に任せっきり」というわけにはいきません。
親のサポートと指導が重要になります。
子供はまだまだ未熟な「投資家」です。
そのことを念頭において、リスク管理や適切なポートフォリオ構築のためにアドバイスが必要となります。
定期的に子供と投資の勉強をしたり情報収集や投資戦略の相談に乗ることで、安全かつ有益な投資体験を提供できるようになります。
子供が実際に投資を経験することで、世の中やお金に対して関心を持つきっかけになる
百聞は一見に如かず!
ぜひ、「おこづかい投資」を検討してみて下さい。
おこづかい投資の運用ルール
おこづかい投資を行う上では、親の管理が重要です。
なぜなら、全てを子供の自主性に任せると投資が続かない可能性があるからです。
我が家でも今までたくさん経験してきました…。
そこで、ここからは参考として我が家の「運用ルール」について紹介したいと思います。
実際に投資を行う際にはさまざまなリスクを正しく認識したうえで、親の判断と責任に基づいて行なうようにして下さい。投資は親の責任でお願いします!
我が家の運用ルール
おこづかい投資をしていくにあたって、子供が途中で飽きないようにいくつか「運用ルール」を決めました。
A. 原資は子供のおこづかい
当然、原資となるお金は子供のお小遣いから出します。
お小遣いのうち何割を投資に回すかは子供の自由ですが、必ずお小遣いの一部を投資に回すルールとします。
ちなみに、我が家では定期的にお小遣いを上げる習慣がありません。家事を手伝ったらお小遣いを払う制度(報酬制)を採用しています。
報酬制についてはこちらで詳しく解説していますので、よければ参考にして下さい。
B. 銘柄選定・売買のタイミングは一緒に考える
「どの銘柄を選ぶのか」「どのタイミングで売買するのか」については子供と一緒に話し合いながら決めます。
長期的に見て成長する企業に投資すること・短期売買は極力避けることはアドバイスとして子供に伝えます。
C. 定期的に損益を確認する
子供はたとえ自分のおこづかいを使って投資したとしても、その後親が何もフォローしなければ興味を失いすぐに忘れてしまうでしょう。
そのため、損益は子供と一緒に定期的に確認するようにしています。
飽きさせないために、ここが重要です!
損失/利益が出たら理由を一緒に考えるようにして経済の動きに関心をもってもらうよう心がけています。
D. 利益の使い道は子供の自由
投資で得られた利益の使い道は子供の自由です。
もともとの原資が子供のお小遣いですからね。
パーッと使うのもOK、別の投資の原資にするのもOKです。
ただし、必ず一部のお金は証券口座に残すルールとしています。
我が家では、約1年前に子供のおこづかい投資を始めて今日まで継続できています。
おこづかい投資では、子供が途中で飽きないように工夫することが大切!
まとめ
今回は子供のマネー教育として、LINE証券でのお小遣い運用について解説しました。
- 子供には、投資を通じて世の中やお金に対する理解を深めて欲しい。
- 「お金の教育」としておこづかい投資がオススメ。証券会社は少額投資が可能なところを選ぶ。
- おこづかい投資は子供の自主性に任せすぎると継続しない可能性あり。ある程度親のフォロー/工夫が必要になる。
投資経験を通じて、子供がお金に対する理解を深めるきっかけ作りをサポートしていきしょう!
実際に投資を行う際にはさまざまなリスクを正しく認識したうえで、親の判断と責任に基づいて行なうようにして下さい。投資は親の責任でお願いします!